矯正歯科

ポリシー 「できる限り歯を抜かない矯正」

見た目だけでなく、機能的な歯並びをめざす矯正治療です

歯列矯正は単に見た目を良くするだけでなく、機能(かみ砕く能率、あごの運動)的な問題の改善や、歯周組織を含めた歯の健康の向上にも大きく関わっています。   悪い歯並びや咬み合わせのままだと、歯は”噛む”という作業に対しての能力が低下しその結果、咀嚼力が落ちたり、各々の歯が十分に機能しないために、歯肉や歯そう骨といった歯のまわりの組織にも影響を及ぼします。 また、悪い歯並びは歯ブラシが良く届かないことによって、むし歯や歯肉炎になりやすかったりします。   口の中の健康はむし歯を防ぐことや、むし歯を治すことだけで得られるものではありません。 良い歯並びと咬み合わせが加わってこそ、はじめて口の中の健康が得られ、長持ちします。 矯正歯科治療は自分の歯を矯正装置の力で、ゆっくりあごの骨の中で動かして並べ直す治療です。 時間はかかりますが、 さし歯などの歯を削るといった治療ではありません。

良い歯並び


良い歯並びとは、生体とバランスのとれた整った歯並びのことで、

  • よく噛める。
  • 発音、呼吸、咀嚼嚥下など機能調和している。
  • 健康的で清潔感があり、歯並びが笑顔を引き立てている。
などの条件を十分に満たしている歯並びと考えられます。

きれいな歯並び

きれいな歯並びはアーチ状の曲線を描きます。 前、横からも曲線に歯は配列されています。後ろから(歯が咬み合う面)もやはりアーチを描きます。歯の配列はあごの動きと大きく関与します。咀嚼時のあごの開閉は単純ではなく、顎関節を中心とした複雑な円運動で食べ物を噛み砕いています。 これらのアーチが崩れていると、咀嚼運動だけでなく、顎関節にも大きく負担をかけてしまいます。

機能的な歯並び

単にきれいに並び、噛み合わせられる歯並びというだけでなく、早期接触や干渉がなく、左右に偏りのない咬合のことをいいます。
また左右バランスよく、適切な範囲で嚙み合わせを行えていれば全身のバランスがとろやすくなります。

詳しくは

状況、方針によって方法が異なりますので、担当医にご相談ください